GREETING

代表挨拶

成澤木工株式会社の創業

弊社は昭和22年、私の祖父にあたる 故成澤喜久太郎が創業し、終戦直後の時代の中「町の建具屋さん」として産声を上げました。この時代は、どの建物も木製建具が主流で、市内にもたくさんの建具屋さんが存在いたしました。 しかし、時代の流れで木製より鋼製を広く用いられるようになり、多くの建具屋さんが後継者不足等も重なり、倒産・廃業をしていきました。おかげさまで、私どもの先代は建具からさらに発展を考え、造作工事(大工工事)、家具工事と職種を伸ばし、今日を迎えております。

記憶にある父の姿

先代の社長、成澤喜三郎はとにかく仕事一番の人でした。幼い私たち兄弟をトラックの横に乗せて各現場に配達に出たり、お客様、職人さんと常にコミュニケーションを大事にし、朝から晩まで、仕事の事だけを考えているような人でした。  そのような人でしたから、仕事が思うようにいかないときなどは、めちゃめちゃ機嫌が悪く、私が幼い頃は近寄らないようにしていたことを思い出します。今でこそ一線を退き、相談役として出社はしていますが、やっていることは昔と大して変わりません。(笑) こんな父親を、手前味噌で恐縮ですが、仕事人として、経営者として、最も尊敬しています。

仕事人である父の背中を追う人生

今の会社に関わったのははっきり覚えていませんが、中学生のころからだと思います。夏休み等の長期休暇にアルバイトとして、配達をしたり、工場で加工の手伝いをしたりしていました。  大学に入って免許をもらうと、一人で現場まで配達の仕事をしていました。ですから、会社に入る前と後では、大して環境が変わっていませんでしたね。(笑)

この仕事で一番大切にしたい事

第一に、お客様はもちろんの事ですが、それと同時に、毎日一緒に汗をかいてくれる社員、並びに現場にて奮闘していただいている職人さん、更にその方々をいつも支えてくださってるご家族の方々です。この方々が一人でも欠けたら、「成澤木工」はダメになります。  武田信玄の名言で「人は城、人は石垣、人は堀」というのがありますが、まさにその通り。何時も大事に想っています。これからも頑張っていきましょう!

成澤木工が目指す事

昔、ある会社のCMで「地図に残る仕事」というのがありました。ありがたいことに弊社は静岡県内はもとより、関東圏でもお仕事を頂戴しています。その中で、このような「仕事」がたくさんできればと思います。 また、もっとエリアを拡げて、成澤木工の名前が皆さんの頭の片隅にでも残っていただけるような仕事をしていきます。頑張ります。

代表取締役成澤 英明