成澤木工の想い

成澤木工はこんな会社です

仕事を通して「さすが!」と言っていただけるのが
成澤木工の願い。

私たち成澤木工は、創業:昭和22年、設立:昭和36年、以来60年以上、木と向き合い「木を通じて、お客様の想いを再現する」仕事をしてきました。近年、地球環境の変化に対応するため、地球に優しい素材の活用が重要視されてきており、国が推奨する公共施設等の木質化に率先した対応を行っております。

主に静岡県内および日本国内で製材された木材を、各建造物の建築に使用しており、木製製品(家具・建具・造作材)の受注から施工図の作図、工場加工から組立、現場での施工、管理までを一括で行い、国内においての木造物件の普及に取り組んでおります。

建造物の建築においては、建具、襖(ふすま)、げた箱、床、天井、壁、家具、パーテーションなど木にまつわるあらゆる部分の仕事をしており、公共建築物(小学校や役所など)、病院・クリニック、老人ホームなど大手総合建設会社(ゼネコン)、地元建設会社から木にまつわるあらゆる部分の仕事を担当させていただいております。
私たち成澤木工は、木を通じて「さすが!」と言っていただけることが願いです。

ものづくりの原点成澤木工のこだわり

成澤木工は木を通じての総合メーカーです。

成澤木工は、「木を通じての総合メーカー」として、「仕事に対する感謝の気持ちを大切に」、そして「木を使いお客様の想いを再現する」この2点にこだわり続け、創業から60年以上コツコツと歩んできました。

まじめに!まじめに!が原点

昭和22年(1947年)、静岡市で成澤建具家具製造業として創業した成澤木工の原点は、「まじめに!まじめに!」。時には無骨といわれるくらいですが、お客様に対する感謝の念とお客様の想いを木を使い再現することに全力を注いできました。
私たちは、「まじめな心が技を生み、その技がより良い作品を生み出してきた」と信じています。

設立以来、「木を通じての総合メーカー」として、学び、鍛え、働き、語らい、治し、癒し、遊び、住むという人が関わるあらゆる場に数多くの作品を造ってきました。その作品が私たち成澤木工の誇りとなっています。

日本の貴重な資源である木を活用し、
木に新たな命を吹き込んできた仕事


日本は世界でも有数の森林国家と言われています。実際に国土面積のおよそ6~7割が森林となっており、古くから建物や家具などいたるところで、木材の活用が進んできました。しかし近年は、木材以外の素材を使用した製品や比較的安価な外国産材の使用など日本の木材や貴重な資源である木をうまく活用できていない状況にあります。戦後などに植林された木(人工林)が木材としての活用適正期に入ってきている現在、地球環境にも優しい木の活用は日本の課題ともいえるかもしれません。近年異常気象や大雨などの影響で土砂崩れや森林火災などが世界的にも多くなってきている中、森林の間伐(木の間引き)や伐採(木を切り、木材にする)などを行い、実際に伐採された木材を使用することにより、国土の安全を保つことも重要です。

また近年「カーボンニュートラル」と呼ばれる温室効果ガスの排出削減が世界中で注目を集めております。木材の活用は、カーボンニュートラルにもつながっていきます。木は、光合成により、大気中の二酸化炭素を吸収し、酸素を放出しており、伐採された木でも中に炭素が貯蔵されたままであるため、二酸化炭素を作り出していません。仮にその木を燃やしたとしても、もともと大気中に存在していた二酸化炭素が木材から放出されるだけですので、総量は変わらないのです。そのため日本の場合、国産材を使用し、古くなった木を伐採することにより、森林の安全を高め、新しい木を植林することで、二酸化炭素の吸収量を高めることができます。そして伐採された木の使用により、地球環境に優しく、廃棄する際も燃やすことができるため、エコな社会を実現することが可能になります。

当社では、国産材や外国産材など幅広い木材を創業60年以上活用してきました。大手総合建設会社(ゼネコン)、地元建設会社、設計事務所などを通じて、「木」の仕事を数多く手掛け、納入させていただきました。
教育施設、運動施設、医療・福祉施設、マンションなど「木」を削り、そして、「木に新たな命を吹き込む仕事」を行い、数多くの実績は、私たち成澤木工にとっての誇りになります。

皆様の日々の生活の安全や地球環境に配慮した木材の活用を促進することによって、「木を通じてお客様の想いを再現する」ことを今後も続けてまいります。

COMPANY

成澤木工とは?

当社は、地元静岡市に昭和22年、成澤木工所として創業しました。近年、多様化する建築材料の中で国が推奨する公共施設等の木質化に率先した対応をしていく中で静岡県産材の杉・桧材(すぎ・ひのきざい)をはじめ、外国産材なども幅広く扱っております。その木材を公共・民間物件共に、お客様の要望する木材製品(家具・建具・造作材)の受注から施工図の作図、工場での加工・製品組立、現場での取付納品管理までを一括で行っております。

木工事(造作工事)・家具工事・建具工事・大工工事・木製内装工事ならおまかせください!

当社では、大きく分けて4つの工事を行っております。

木工事(造作工事)、大工工事、木製内装工事

木工事(造作工事)、大工工事、木製内装工事は、RC造などの建物の骨組みに木製の壁や床板、天井、各種建具などを加工、組み立て、取付、仕上げを行っていく工事を指します。木工事・造作工事・大工工事・木製内装工事などいろいろな呼び方がありますが、木材を材料とする工事の総称は、すべて木工事と呼ばれます。当社は、主に公共施設(各学校や体育館など)や会社オフィス、工場、商業施設などの木工事を行っております。

家具工事

家具工事とは、建物に家具を設置したり、家具の材料を現場で加工+組み立てを行い、設置する工事を指します。家具を製作する方法として大きく分けて2つの種類があります。1つは、「家具工事」で工場などで機械を使用し、家具を製作していく工事で、もう一つは、「家具大工工事」でこちらは現場で材料から家具を製作していく方法になります。当社では、家具工事・家具大工工事両方の家具製作を行っておりますので、各現場に合わせた家具の納品が可能になります。

建具工事

建具は「たてぐ」と読み、部屋や廊下と部屋を仕切る目的で取り付けられます。具体的には、玄関の扉やドア、フェンスなど内と外を分ける総称を指します。建具工事は、建物を構成する部分に金属製もしくは木製の建具を、取付ける工事のことを指します。
また建具の材質にも大きく分けて2つの種類があり、一つは木でできている「木製建具」、もう一つは金属でできている「金属製建具」です。当社が扱っているのは、木製建具(木材で作った建具のことで、木製サッシ・引き戸など)になります。
当社が行っている建具工事の種類は、下記の3つの種類です。
・木製出入り建具(引き戸やドア)→建物の外と中を分ける建具
・木製窓建具(窓や窓枠)→窓周辺の建具
・木製内部建具(ドアや引き戸、障子、ふすまなど)→建物内の部屋の外と中を分ける建具

その他木材の加工、OEM製造、木製品の製作などの工事

当社は上記以外にも木材の加工、OEM製造、木製品の製作などの工事も行っております。実際の例としては、避難用の木製滑り台(学校用)・木製コースター・本棚・升・神棚・木製の囲炉裏などを製作した実績がございます。各都道府県の県産材を使用することも可能で、無垢材なども使用できます。基本的にはどの木材でも加工が可能になりますので、この木材を使用して製作をしてほしいといったご要望やこの商品アイデアを木製品にしてほしいといったご相談がございましたらお気軽にお問合せください。
※場合により、製作が難しい場合や木材の流通上、ご希望の木材での製作が難しい場合、繁忙期等により、ご希望の期限までの製作が困難な場合がございますので、予めご了承いただけますと幸いです。

当社が取得している建築許可内容

建設業といっても合計で29種類の工事に分かれていきます。そのため、実際に行える工事は各企業ごとに多種多様に分かれていきます。成澤木工では、29種類の工事の内、4つの工事を専門で行っております。(静岡県知事許可取得済み)

建築工事業(建築一式工事)

総合的な企画、指導、調整のもとに建築物を建設する工事を指します。建築確認を必要としているのは新築、増築、改築に限られています。建築一式工事の許可があるからといって他の工事(内装工事や大工工事など)を請け負うことができるというわけではなく、あくまでも建築一式工事のみを請け負うために必要な許可になります。

大工工事業

木材の加工や取付けによって工作物を築造し、工作物に木製の設備を取付ける工事を指します。(大工工事、型枠工事、造作工事などに分かれる)

内装仕上工事業

木材、ふすま等を使用し、建築物の内装仕上げを行う工事を指します。(インテリア、天井仕上、内装間仕切り、床仕上、家具工事などが挙げられます。)

建具工事業

工作物に木製又は金属製の建具等を取り付ける工事を指します。当社では、木製建具の取付を行っております。

当社が保有している機械、工場、倉庫

当社が保有している機械や工場、倉庫は、下記になります。

木工事造作工場保有機械

自動一面カンナ盤、自動ニ面カンナ盤、自動直角二面カンナ盤、超仕上カンナ盤(スクレーパー)、超仕上カンナ盤自動上下ニ面式、ワイドベルトサンダー、コンプレッサー(圧力方式5.5K、3.7K)、5軸モルダー加工機、パネルソー、横切盤、軸傾斜盤、横切軸傾斜盤、クロスカットソー、リップソー、ユニバーサルサンダー、帯鋸盤(バンドソー)、自動刃物切削機(研磨機)、木材乾燥室

家具・建具工事工場保有機械

自動一面カンナ盤(プレナー)、超仕上カンナ盤(スクレーパー)、手押しカンナ盤、自動直線縁貼機、NCボーリング(ダボ打機)、NCボーリングマシーン、パネルソー8尺、パネルソー2連型、テノーナー(ダブルエンドテノーナー)、電動組立機、組立機、自動巾決クロスカットソー、リップソー、ラジアルソー、軸傾斜盤、丸鋸昇降盤、のり付け機、自動フラッシュプレス 4尺×8尺(3分割)、自動フラッシュプレス 4尺×8尺(一枚定盤4台)コンプレッサー(圧力方式3.7K、3台)、ニ軸丁番取機、角ノミ用相誘導電動穴掘機

保有工場、倉庫

造作工場 1,800㎡
家具工場 1,200㎡
資材倉庫 650㎡(300㎡と350㎡の2つの倉庫)
→フォークリフト2台で稼働

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