みなさんは板目(いため)と柾目(まさめ)の違いをご存じでしょうか。この記事では、簡単に違いなどについてご紹介をしていきます。
「板目(いため)」とは、木材(丸太)を端から端へ切っていき、年輪が曲線のように重なった模様が特徴的な製材方法です。柾目と比較し価格面で安い傾向にあり、主に壁材や床材などに使用されることが多いのも特徴です。
一方で「柾目(まさめ)」とは、木材(丸太)の中心付近から端に向けて切っていく製材方法になり、直線的な木目をしているのが特徴です。板目と比較すると切り出すことのできる数量が限られるため、高価な点がデメリットですが、その分まっすぐな木目が美しいというメリットがあります。主に建具材などで使用されることが多いです。