当社成澤木工では、各種資格取得への支援を行っております。そこで今回は、社員として働く中で、実際にどのような資格が必要になるのかやその資格はどのようなものかを簡単にご紹介していきます。
※採用内容によって資格の有無や必要な級などは異なりますので、資格内容をご確認ください。また現在下記でご紹介している資格を保有していなくても採用は行っておりますので、ご安心ください。
建築士
「建築士」とは、「建築士法」に定められた資格で、建物の設計・工事監理を行う建築のプロフェッショナルになります。
建築士の資格には、一級、二級、木造という3つの級があり、各級によって取り扱うことのできる建物の規模、用途、構造が変わっていきます。
この資格は、国家資格になります。
施工管理技士
「施工管理技士」とは、「建設業法」に定められた資格で、建設工事が計画通りスムーズに進められるよう、各方面で管理・監督する仕事(建設現場において施工計画書の作成、安全の遵守、第三者との調整など)になります。施工管理技士の資格には、一級、二級という2つの級があり、各級によって担うことができる仕事の範囲が変わっていきます。
この資格は、国家資格になります。
小型移動式クレーン
「小型移動式クレーン資格」とは、トラックの荷台についているクレーンを操作することができる資格(小型移動式クレーンは、つり上げ荷重1トン以上5トン未満の移動式クレーンのことを指します)になります。取得の日数は教習所などによって異なりますが、講習の日数はおよそ2~3日になります。
玉掛け
「玉掛け」とは、クレーンのフックに、荷を掛けたり、外したりする作業を指します。
建設現場や工事現場などで見かけるクレーンは、ワイヤーなどで荷物をつるして、今ある場所から指定された場所へと、その荷物を運んでいきます。
クレーンでは、重い荷物を運ぶことが多いため、途中で外れてしまう、荷物がほどけてしまうなどのトラブルが起きてしまったときに大きな事故に繋がりかねません。そのため、玉掛け作業を行うには、安全上の知識や操作方法を知っている必要があり、玉掛けの資格が必要になっています。
フォークリフト
「フォークリフト資格」とは、その名の通り、フォークリフトを運転することができる資格になります。自動車の運転免許ではフォークリフトの運転はできませんので、私有地・公道に関わらず、運転免許とは別に決められた教習所で講習を受け、資格を取得する必要があります。取得の日数は教習所などによって異なりますが、講習の日数はおよそ1週間以内になりますので、取得しやすい資格といえるかもしれません。
職長・安全衛生責任者
・職長
「職長」とは現場で直接作業者の監督を行うものを指します。班長や作業長、リーダーのような呼び方を採用している企業もあります。行う内容としては、建設現場で安全を確保し、問題なく作業を遂行するため、作業者に直接、指揮監督を行う役割を持っています。作業手順の確定や修正、作業者の適正配置などを行い、安全に正しく作業ができるように管理を行うのが、役割となります。
・安全衛生責任者
「安全衛生責任者」とは、建設を進めていく中で必要になっていく連絡・調整係のことを指します。職長教育と同様に講習を修了していないと罰則があります。建設業の場合、二次下請け、三次下請けなどに依頼することも多いため、統括安全衛生責任者からの連絡を各関係者に連絡・管理するのが重要となります。
以上が社員として働く中で必要になる主な資格になります。今回ご紹介できていない資格などもありますので、ご不明点などがあれば、お気軽に採用情報ページからお問い合わせください。