「出隅(ですみ、でずみ)」とは2つの壁や、板(面)が重なる出っ張った隅(角)のことを指します。建築現場では、「計測基準点から出隅まで何ミリ」というような使われ方をします。
一方で「入隅(いりすみ、いりずみ)」とは、壁や板などの2つの面が出会うところの内側のへこんだ部分(角)のことを指します。2つの面は外壁、内壁問わず、入隅、出隅と呼ばれることがほとんどです。入隅や出隅が多い建物や家はコストが高い傾向があります。理由としては外壁面積が大きくなるため、その分材料費が多くなるためです。また工事面においても平面と比べて施工の手間が増えるため、職人のコストも増えます。
