長押(なげし)とは、和室などの部屋を囲む化粧部材のことを指します。日本では古くから和室などの建築様式に取り入れられ、現在でも用いられることがあります。「天井から少し下の出っ張った箇所にハンガーなどをかけることができるところ」といった方がイメージしやすいかもしれません。長押のところにハンガーで洋服などをかけておりたり、フックを使い、帽子やかばんをかけておいたり、写真や絵を飾ったりなど様々な活用方法があるのが特徴になります。鴨居のすぐ上に取り付けられており、最近では、長押レールといった後付けの長押をインテリアとして活用するケースも出てきています。