「額縁」という言葉は比較的聞きなじみのある言葉かもしれません。絵画や写真、賞状などを入れて飾る枠やフレームをイメージいただく方も多いかもしれませんが、サッシ額縁は建物の構造において重要な存在になります。そこで今回は、サッシ額縁とはどのようなものか、素材についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
サッシ額縁(がくぶち)とは
額縁とは、窓や出入り口の枠に取り付ける壁との見切材のことを指し、窓枠、出入口枠、建具枠などとも呼ばれることがあります。開口部と壁仕上げの見切りという役割をはたしています。近年は既製品も増えてきており、額縁の幅は通常20mm~25mmくらいが多いです。(付けられる場所や用途によって異なります。)
サッシ額縁の素材
木(木製サッシ)
室内に木の自然感や温かみをもたらせてくれるのが、木製サッシ額縁になります。他の素材が出てくるまでは、木製が大部分を占めており、空間をおしゃれにまた他の箇所が木でできている場合は、統一感をもたらせてくれます。デメリットとしては、塗装が劣化しやすい・腐りやすいなどが挙げられますが、メンテナンスを行うことで未然に劣化を防ぐことが可能です。
アルミニウム(アルミサッシ)
軽量で柔らかく、加工がしやすいため、木製に変わって普及してきたのがアルミサッシです。安価で、開け閉めがしやすく、耐久性も他の素材と比較して高いため、現在最も使用されてきております。デメリットとしては、熱伝導率が高いため、夏は熱くなり、冬は冷たくなってしまう点が挙げられます。また結露も起きやすいため、部屋の温度の調整が重要になります。
樹脂(樹脂サッシ)
樹脂サッシは、プラスチック樹脂(硬質塩化ビニル樹脂)を使用して作られているサッシになります。(フライパンの取っ手などにも使用されています)アルミサッシと比べて値段は高額で強度は劣りますが、断熱性に優れており、形状を変化させたり、様々な色にすることができたりするため、日本でも普及してきているサッシになります。
まとめ
今回は、サッシ額縁とはどのようなものか、素材についてご紹介してきました。家や建物の中を見渡していただくとサッシ額縁はどのようなものか、どのような種類が用いられているのかをご確認いただくことが可能になります。当社は木製のサッシ額縁を扱っております。お見積りなどご相談はお問い合わせフォームよりご入力ください。(お見積りは無料でさせていただいております。)