みなさんは心材(しんざい)と辺材(へんざい)の違いをご存じでしょうか。この記事では、簡単に違いなどについてご紹介をしていきます。
「心材(しんざい)」とは丸太の中心部に位置している色が濃い部分のことを指します。一方で「辺材(へんざい)」とは心材の周囲を囲む心材よりも色が薄い部分を指します。木材としての強度は乾燥をさせてから使うため、大きく変わりませんが、耐久性という観点から見ると水分を多く含んでいる辺材の方が虫食いなどが起きやすく、腐朽しやすいと言われております。そのため、柱や梁など(構造材)腐朽しづらい箇所に用いられる傾向にあるのが、心材。仕上げ(仕上げ材)などに使われる傾向にあるのが、辺材というのが、特徴としてあげられます。